動画レッスン「ドミナント7thコードをどう弾くか」(4)ダブルストップその3
- Mojo
- 2019年9月15日
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これまで3弦と4弦を使用したダブルストップを取り上げましたが、今回は2弦と3弦でのアプロ―チを取り上げたいと思います。
もちろん構成音は3度7度のみです。
題材とする曲は皆さんよくご存知かと思いますが「The Chicken」です。

ジャコ・パストリアスが取り上げて一躍有名曲となりJazz/Funkセッションではド定番です。
実際演奏する際に、バッキングを全てダブルストップで弾く必要はないのですが、敢えて2弦と3弦のダブルストップのみでのアプローチで統一してみます。
そうするとまた別の「気づき」も出てきますよ。


このように弾いてみると、コード出現順に半音ずつ下降していっていることがわかります。
The Chickenのコード進行は基本的にドミナントモーションで動いています。
Jazzブルースのターンアラウンドの部分もそうですが、ドミナントモーションで動いているコード進行部は3度と7度の和声で取り出すと半音進行、いわゆるクリシェで動いているということに気付けると思います。