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動画レッスン「ドミナント7thコードをどう弾くか」(2)ダブルストップその1


コードを弾くバッキング、Jazz界隈だとコンピングという言い方もしますが、まず根本的にギターは通常鳴らせる弦は6本という構造ですから、全部鳴らしても最大6声なわけです。

ギターポップ系でトリオとか少人数編成のバンドであればパワーコードで6本の弦全部かき鳴らすスタイルはありだと思いますが、例えばキーボードがいる、ギターがもう一人いる等、アンサンブル上相対的な音数が増えてきた場合にギタリストはコードバッキングだからといってコード構成音全てを鳴らす必要はなくなります。

そこで今回はダブルストップという手法についてお話したいと思います。

ダブルストップというのは2本の弦でコード、ハーモニーを表現する演奏法です。

当然鳴らす音を2音だけということになります。

ドミナント7thコードのコードトーン、コード構成音において「これはドミナント7thコードだよー」と主張しているメインの音*は3度と7度の音になります。

*メジャーかマイナーを決定づけるのが3度(長3度か短3度か)の音であり、同様に長短の区別がある7度の指定があるから

なので今回は3度と7度のダブルストップということで解説していきます。

ルートを弾かないと何のコードかわからないじゃない?と思うかもしれませんが、バンド編成の場合、普通であればベースの人がルートをきっちり表現してくれているはずです。

ダブルストップ解説1回目の今回は、3弦と4弦を使ったダブルストップでキーがAの3コードのブルースの場合です。

コードはA7、D7、E7の3つになります。

この3つのコード進行を3弦と4弦だけ、しかも3度と7度の音だけで表現する手法です。

自分以外にもう一人ギタリストがいる場合や、あるいはピアニストがいる場合などでバッキングのアプローチがかぶらずに済むやり方として効果的な奏法だと思います。


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