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My Picking Style

 

2015年5月以降現在の私は、通常演奏に関しては完全に指弾きになりました。

(レコーディング等で欲しい音色を得るためにピックを用いることはあります)

 

以前のピッキング・スタイルも独特なスタイルだったので決して万人向けに推奨出来るものではありませんでした。

それはフラットピックでの奏法とフィンガーピッキングをストレスなく両立させたいと考え試行錯誤した上で行き着いたスタイルでした。

ギターを学ぶ過程では、押弦やフィンガリングの方つまり左手に意識が行きがちですが、出音のコントロールで重要なのはむしろピッキングつまり右手の使い方です。

指弾きであっても、親指・人差し指・中指でニュアンスは違いますし、爪を伸ばすか伸ばさないかでもトーンは変わります。

またピックを使う場合でも、ピックの材質・厚さ・弦に当てる角度などで当然トーンは変わります。

私もこのスタイルに行き着くまで、サムピックを試したり、ドブロやスティールギターなどで使われるフィンガーピックを試したり、いろいろ試行錯誤がありました。

「自分の音」を追求した結果のひとつの在り方として、参考になるかどうかわかりませんがここに公開したいと思います。

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元々、ティアドロップ型のピックを人差し指の上に乗せた状態からそのまま親指でつまむ様な形になるのが私の右手のスタイルでした。

ナイロン弦のクラシックギタータイプのギターを弾くこともあり、親指・人差し指・中指は爪を伸ばしています。

鉄弦のエレキやアコギであってもボッサのバッキングやギャロッピング奏法などはピックではなく指で弾く必要性もあります。

ピックを使わず指弾きする時には、ピックを口で咥えてしまうか、右手の中で囲んでホールドするかというやり方になります。

 

「もっと自由な感覚で指弾きとピック弾きを両立出来ないか」と考えた私は、サムピックやフィンガーピックを試したりしましたが、望むトーンは得られませんでした。

そこで「そもそもつまむような形でピックを持っていたのだから、つまんでいる部分のみの面積があれば用は足りるんじゃないか」と思い、ティアドロップのピックを必要な部分だけカットして指に巻き付けることを思いつきました。

 

巻きつけには伸縮性のあるテーピングテープを使用しています。伸縮性があることによって、親指の力加減でピックのアングルを変えることが出来ます。

親指はもちろん、全ての指が自由に使えます。

そして演奏中にピックを落としてしまう心配も無くなります(笑)

この場面は指、この場面はピックという弾き分けが直感的に出来るのが私には合っていたのです。

 

現在、人差指のみ爪にスカルプチャー・ネイルを施して、ピックも巻きつけずに指のみで演奏しています。

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