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シャビとイニエスタと音楽と

  • 執筆者の写真: Mojo Yamauchi
    Mojo Yamauchi
  • 2014年6月13日
  • 読了時間: 2分

NHK「ミラクルボディ」、スペイン代表のシャビとイニエスタの分析の回を非常に興味深く観ました。

主に脳科学の見地からの分析だったのですが、

<シャビ~チームの司令塔役・ゲームメーカー> ・ピッチ上を俯瞰しているが如きずば抜けた空間認識能力 ・まるで将棋の棋譜をデータベースで持つが如く様々な展開が脳に記憶されている ・その時のプレイのチョイスはそのデータベースから瞬時に呼び起こされ「直感」としてプレイしている

<イニエスタ~バイタルエリアのファンタジスタ> ・可能なプレイの選択肢を短時間に数多く見出すことが出来る ・その「瞬間的な想像力」からベストと思われるものを「即興」でプレイしている

結局彼らは、その時その場で(脳の前頭前野で)考えてプレイしているわけではなく、脳に刻まれた感覚によってプレイしているのですな。 そしてその場面共有によるお互いの理解度の高さも相まって異次元のコンビネーション・プレイが可能なわけです。

バルサやスペイン代表のサッカーは常々「音楽的だなー」と感じていたのですが、まさに膝を打つ内容でした。 やはり肝は「引き出し」と「身体化」ですわ。

頭を使って考えてプレイすることは、練習で常に意識しなきゃいけないことです。 参考になるプレイヤーのプレイ分析も同様です。 しかし、本番も「考えながらプレイ」してたんでは「遅い」んです。 Jazzの格言で言うところの『覚えろ、そして忘れろ』とは正にこの感覚のことなんですよね。


 
 
 

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