美人のヘン顔にグッとくる理論
- Mojo Yamauchi
- 2014年3月4日
- 読了時間: 2分
例えば、ビバップを経て難解な方向に行きだしてから、ジャズはそのエンターテインメント性を見失っていた時期がありました。
そういう演奏を有り難がる一部の説教されマニアもいますが。
ジャズに限らず、特にインスト系の音楽って、どうにもそういう方向の演奏に行きがちなような気がするんですよ。
その人にとって、アートとして具現化された結果のスタイルだ、と言われればそれまでなんですけれど。
聞き手のことを考えない会話は、もはや会話ではありませんよね?
受け取る側の事を無視して一方的に喋り倒されたとしたら、受け手としては苦痛ですよね。
なんかそれって、自分にとっての格好良さの押し付けなんじゃないかなぁ。
好みの問題もありますし、また直接的な良し悪しとはまた別の話でもありますけれど、しかめっ面して演奏される小難しい音楽を聴かされるのは、ボクにとっては・・・まあ、たまにはいいですけど・・・やはり苦痛です。
なんかさ・・・可愛くないのよね。
難解さの中に秘められたポップ、とか、ポップな中に内包された難解さ、とか、なんかそういうバランスが大事って実はみんなそれぞれにあって、例えばそれって、パグみたいなブス可愛い犬を、カワイイ!と思えるかどうかみたいなところにも通じてるんじゃないかしらね。
ボクは、音楽ってちょっとはバカっぽいほうがいいと思うなぁ。
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